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WAKAYAMA 150th

和歌山県の150年

和歌山県の成り立ち

 紀伊半島に位置する和歌山県は、古来「 紀伊国 きのくに 」と呼ばれていました。国内には、伊都・那賀・名草・ 海部 あま 安諦 あて ( 在田 ありだ )・日高・牟婁の7つの郡があり、国府は今の和歌山市府中に置かれていました。
 以降、室町時代までは地方豪族や在地武士団の盛衰が繰り返されますが、天正13年(1585年)の豊臣秀吉の紀州攻めによって、一応の平定をみることとなります。
 関ヶ原の戦い後、浅野幸長が若山城に入り紀伊を治めましたが、元和5年(1619年)、紀伊と南伊勢を合わせた55万5千石の紀州藩主として、徳川家康の第10子頼宣が若山城に入城し、紀州藩は徳川御三家として重きをなしていました。このとき安藤・水野両家老が田辺・新宮に支藩として配され、それぞれ田辺城(3万8千石)と新宮城(3万5千石)を治めていました。
 明治2年(1869年)紀州藩は、和歌山藩・田辺藩・新宮藩の3藩に分けられますが、明治4年(1871年)廃藩置県によりそれぞれ藩から県に変わり、同年11月22日に3つの県と五條県の旧高野山領が統合され今日の和歌山県が誕生しました。

紀伊国・和歌山県の由来

 和銅6年(713年)に、二字の好字を用いて国名をつけるようにとの中央官令があり、この時から「紀伊国」と表記されるようになりました。『日本書紀』ではこれを「きのくに」と み、これは本県がはじめ「木の国」と呼ばれていたことに由来します。
 また、「和歌山」の名の由来ですが、元々、和歌山というのは上代の国府、藩政時代の藩主の居住地であった地の呼び名で、その名の由来については諸説あるうち、昔から和歌浦の名が最も知られていたので和歌山の名ができたという説が有力です。藩政時代には「若山」に統一された時期もありましたが、再び「和歌山」に改められました。 ※本文は「和歌山県政史 第1巻」を参考にしています。

和歌山県の誕生日は11月22日

和歌山県は誕生以来、多くの先人が今に至る歴史を紡いできました。平成元年7月に公布した「ふるさと誕生日条例」では、ふるさと誕生日を11月22日と定め、「県民が、郷土についての理解と関心を深め、ふるさとを愛する心をはぐくみ、自信と誇りをもって、より豊かな郷土を築きあげることを期する日」としています。

年表

0

明治4年(1871年)

和歌山・田辺・新宮三県を廃止し、和歌山県を設置
五條県を廃止し、旧高野山領を和歌山県の管轄とする(和歌山県誕生)

明治12年(1879年)

第1回県会開会、議員総数43人

明治23年(1890年)

トルコ軍艦エルトゥールル号が大島沖で遭難、死者587人

25

明治36年(1903年)

南海鉄道(現南海電気鉄道)(難波⇔和歌山市)が全線開通
和歌山市で電話開通

①南海鉄道が全線開通

大正9年(1920年)

第1回国勢調査、県人口750,411人

50

昭和5年(1930年)

阪和電気鉄道(東和歌山(現和歌山駅)⇔天王寺)全線開通

昭和11年(1936年)

紀伊半島南部が吉野熊野国立公園に指定される
前畑秀子、ベルリンオリンピック女子平泳ぎ200mで優勝

昭和13年(1938年)

和歌山県庁舎(現庁舎本館)が現在地へ新築移転

②落成当時の和歌山県庁舎

昭和20年(1945年)

和歌山市大空襲、死者1,212人※、和歌山城焼失

75

昭和24年(1949年)

国立和歌山大学設置
湯川秀樹が日本人初のノーベル賞(物理学賞)を授与される

昭和33年(1958年)

和歌山城再建

昭和40年(1965年)

紀勢本線に特急「くろしお」号新設

③特急「くろしお」号

昭和43年(1968年)

南紀白浜空港が完成し、白浜⇔東京間に定期便を就航

100

昭和46年(1971年)

第26回国民体育大会「黒潮国体」開催

④黒潮国体の入場行進

昭和49年(1974年)

阪和自動車道開通(阪南IC〜海南IC)

昭和54年(1979年)

県立箕島高等学校野球部が甲子園で春夏連覇達成

⑤県立箕島高等学校野球部が甲子園で春夏連覇達成

平成6年(1994年)

和歌山マリーナシティが完成し、「世界リゾート博」開催

⑥「世界リゾート博」開催
125

平成16年(2004年)

「紀伊山地の霊場と参詣道」がユネスコ世界遺産に登録

⑦紀伊山地の霊場と参詣道

平成18年(2006年)

平成の市町村合併で9市20町1村に

平成27年(2015年)

第70回国民体育大会「紀の国わかやま国体」開催
第15回全国障害者スポーツ大会「紀の国わかやま大会」開催
「みなべ・田辺の梅システム」が世界農業遺産に認定

150

令和3年(2021年)

和歌山県誕生150年

※は数値が資料によって異なるが、「和歌山市庶務課事務報告書」による
写真提供:①②和歌山市立博物館、⑤箕島球友会、⑦(公社)和歌山県観光連盟

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